九州電力の事業活動に伴い発生する廃棄物としては,石炭を燃焼した後に生じる石炭灰,火力発電所の排煙脱硫装置からの副産物である石こう,その他に金属くず,汚泥などがあります。
1999年度の産業廃棄物は,全体で約44万トン発生し,そのうち石炭灰が75%を占めました。1998年度までの産業廃棄物リサイクル率は,40%台で推移してきましたが,これは産業廃棄物の大部分を占める石炭灰のリサイクルが比較的低かったことによります。
1999年度からは,石炭灰のリサイクル量を増やすための選別回収装置が本格運用に入り,石炭灰のリサイクル率とともに産業廃棄物全体のリサイクル率も向上しました。
今後は,産業廃棄物全体のリサイクル率を90%まで向上させるように取り組んでいきます。 |
●九州電力の種類別産業廃棄物発生状況 (1999年度) |
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発生量
(千トン)
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排出割合
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リサイクル量
(千トン)
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リサイクル率
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石炭灰
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332.2
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75%
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206.8
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62%
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石こう
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63.6
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14%
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63.6
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100%
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汚泥
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12.7
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3%
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0.9
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7%
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金属くず
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12.0
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3%
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11.5
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96%
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廃コンクリート電柱
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9.5
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2%
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9.5
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100%
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その他
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12.4
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3%
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2.7
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22%
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合計
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442.4
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100%
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295.0
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67%
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●九州電力の産業廃棄物発生量とリサイクルの推移 |
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●九州電力の石炭灰発生量とリサイクルの推移 |
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